ーーーーバンッ!!(ドアを開ける音)

ジャギ様
おい、お前ぇ!俺の名を言ってみろぉぉ

結城おさむ
え?なになに…!?

ジャギ様
俺の名はぁ、ケンシロウ様だぁぁ

結城おさむ
いやいや、あんたジャギでしょ?笑

うわぁ~ドア壊れてるし…。

ジャギ様
貴様ぁ。

アドラーの心理学に詳しいそうだな。

結城おさむ
え…?まあ少しはね。

結城おさむ
あーあ、ドアこんなにぐちゃぐちゃにしちゃって…。

怒られるな~。

ジャギ様
・人はだれでも幸せになれる
・人は変われる

そんなことをほざいているらしいなぁ!

結城おさむ
そうっすね。

アドラーの心理学は
人間理解の真理、到達点と言われてるしね。

結城おさむ
だから、決して誤った使い方をしてはいけない。

もし誤った人間が使えば、この世は滅びてしまうっすよ。

ジャギ様
バカめぇ!どんなことをしようが勝てばいいんだ!

そもそも人は変われるなんて腑抜けた寝言を

俺は信じちゃいねぇ!

結城おさむ
いやいや。

人は変われます。

そして誰もが幸福になれる。


うーん。

なんか長い夜になりそうだし、熱いコーヒーでもいれようか。


ーーーそして、二人は椅子に腰掛けて、じっくりと議論することとなる。

ジャギの不幸の原因はケンシロウにある?


ジャギ様
貴様さっき、

・人は変われる
・誰もが幸福なれる


といったな。

結城おさむ
うん、言ったね。

ジャギ様
いかなる奴も例外なくか!?

結城おさむ
うん、いまこの瞬間からね。

ジャギ様
なにぃぃ!?

ではこの俺も変われるとほざくのか?!

ケンシロウという男に人生を狂わされ不幸の境地にいる、このオレ様も!

そんなことは不可能だ!!

結城おさむ
そう思うと同時に、あんたは幸福になりたいと思っている。

いまの自分を変えたいと思っている。

そういうことでOK?

ジャギ様
ふん、俺が幸福になるのはケンシロウを捻り潰したときだけだ。

それができないと俺の不幸は終わらない。

奴がオレ様の人生を狂わした元凶なのだからなぁ!

結城おさむ
つまり、あんたが不幸な原因はケンシロウにあると?

ジャギ様
そうだぁ!やつさえいなければ…!

こんな醜い顔になることもなかった。

毎日イライラして無意味に他人を傷つけることもなかっただろう。

結城おさむ
ホントかな~笑

結城おさむ
なるほど、そんな自分を本当は変えたいと思っている。

しかし、あんたがそうなったのにもそれなりの原因があるってことね?

ジャギ様
そういうことだ!


人は誰しも変われる?


ジャギ様
どうだ、これでも人は変われるとほざくつもりか!?

結城おさむ
うん、変われるね。

結城おさむ
じゃあまず、あんたが無意味に人を傷つける人間になってしまった。

その理由は何だと思う?

ジャギ様
理由ぅ??

それは奴が弟のくせに伝承者(でんしょうしゃ)になった。

兄より優れた弟なんて存在しないのに、だ!

ジャギ様
あれ以来、世間が信じられなくなった。

俺の2人の兄者たちすら、俺に賛同することはなかった。

理不尽な世の中のせい、

そしてそれを教えてくれた弟・ケンシロウが俺をこんな人間にしたんだ!

結城おさむ
なるほどね、

その「原因」があるからこそ、いまのあんたが存在する。

そういうことでOK?

ジャギ様
当たり前ぇだろ。

全てのことには原因が存在する。

俺だって赤ん坊のころはこんな人間じゃなかったはずだ。

こうなった原因があるって考えるのが普通だろ!

結城おさむ
普通は、ね。

しかし、アドラーの心理学では「原因」は見ず、「目的」で考えます。

ジャギ様
は?

結城おさむ
つまりあんたは、

「ケンシロウがいたから、無意味な暴力をふるっている」

のではなく、逆で

無意味な暴力をふるうために、ケンシロウという存在を作り出している

ということになるわけ。

結城おさむ
「暴力をふるう」という目的が先にあって、

その目的を達成する手段としてケンシロウという存在を利用しているだけなんだ!

これをアドラー心理学では「目的論」と呼んでるんだよね。

ジャギ様
おい、貴様ぁ!

おれはウソが大きれぇなんだ!

ジャギ様
そんなバカな話があるわけがねぇ!



ジャギはいまの自分の人格や行いは過去のケンシロウとの出会いや伝承者になれなかったことによる社会への不信にあると語った。

しかし、アドラーの心理学は「目的」を考える。

著書「嫌われる勇気」では、引きこもりの少年を具体例に挙げて「目的論」について語っている。

その少年が引きこもる理由は、外に出るのが不安だからと考えられていた。


両親からの虐待を受けたり、学校でいじめを受けていたことが少年の不安を作ってしまったのかもしれない。

こう考えるのは、「原因論」である。


アドラーの心理学で言えば、この少年は「外に出ないという目的を達成するために不安という感情を作り出している」と考えるのだ。


今までの常識(原因論)を覆すような意見だが、アドラーは原因論の住人であるかぎり一歩も前に進めないとも語っており、人は変われるという前提の元「目的論」を唱えている。

トラウマは存在しない?


ジャギ様
つまり貴様は、「原因」を否定するつもりだな?

結城おさむ
そうっすね。

ついでに言うとアドラーはトラウマの存在も否定するんだ。

ジャギ様
なにぃぃ!?

貴様、知っているか!?

オレ様の顔の傷がうずくたびにケンシロウの顔が思い浮かぶ。

あの日のトラウマに襲われて、どんなに辛い思いをしているかぉぉ!

結城おさむ
確かにその経験はあんたの人生に大きな影響を与えたのかもしれない。

しかし、その経験によって何かが決定することはない。

過去の経験に「どのような意味を与えるか」で自分の生が決まるんだ。

結城おさむ
自分の経験を自分の目的に沿うようなモノに変える。

これがアドラーの「目的論」なんだ。

ジャギ様
はぁぁぁぁ?

じゃあ、あの時の記憶もオレ様が
自分の目的に沿うように決定しているといいたいのか?

結城おさむ
ちなみに、その顔を部下に見られたらどう思う?

部下にいじられたらどう思う??

ジャギ様
そんな奴は絶対に許さねぇ!

現にそのことを気にして、

もう俺の顔のことを触れる部下はいなくなったぜ。

結城おさむ
それだ!

おそらくあんたは自分の醜い顔を誰かに心配してほしい。

触れてほしくない言いつつ、
そうやって自分を大切に思ってもらうことを目的にしているんじゃないか?

結城おさむ
その傷を気にしてくれる読者がいる。

そうすることで自分の個性を保ち、
ヘルメットをかぶることで少しでも

作品中に爪痕を残そうとしているんだ(笑)

ジャギ様
つまり、オレ様が他者からの大切に扱ってほしい。

その「目的」を達成するためにこの顔の傷を利用していると?

バカも休み休み言え!!

ことと次第によっちゃ貴様もタダではおかねぇぞ!

結城おさむ
いや、僕らは何かしろの目的に沿うように生きているんだ。

これが目的論で、あんたは自分の目的を達成している。



自分が醜い顔になった経験はトラウマではないだと…!?


ジャギは納得いかなかった。


その経験はただの事実でしかなく、そこに意味を与えているのは自分なんだと。

そして自分の醜い顔を「他者から大切にしてもらいたい」という目的のために利用しているなど、今まで「原因論」で生きてきたジャギにとって受け入れられるはずもない。

ジャギは目の前にいる青年を憎み、どこかケンシロウの影を感じるようになっていた。

ジャギの部下への怒りは捏造である


結城おさむ
ちなみにあんたの素顔、

部下に見られたことあるの?

ジャギ様
ん?

ああ、一度だけあったな。

もちろん怒りが抑えられず八つ裂きにしてやったがなぁ!

結城おさむ
こわッ・・・。

ジャギ様
そうだ!

怒りだよ。怒り。

あいつは俺の顔見てビックリしやがった。

ジャギ様
その態度に俺は自分を見失い、怒り狂った。

どうだ?

これは「原因」ありきの行動だろぅ?

結城おさむ
違うね。

何度も言うけど、「目的」があって、その行為をしてるんだよ。

ジャギ様
なにぃぃぃ?!

結城おさむ
あんたは怒ったから部下を八つ裂きにしたんじゃない。

部下を八つ裂きにするために、怒った。

それだけだ。

ジャギ様
貴様ぁぁ、オレは騙されんぞ!

結城おさむ
だって、八つ裂きにする必要はなかったじゃん?

言葉で説明すれば相手も丁重にお詫びをしたでしょ。

あんたが嫌だと思うならばそれを伝えて納得してもらえばよかった。

結城おさむ
あんたはそれを面倒に思い、

怒りという感情を利用し、部下を八つ裂きにすることを選択した。

これは立派な「目的」に沿った行動だ。

ジャギ様
バカを言うな!

あの時のオレにそんな余裕はなかった。

考える間もない!怒りは突発的な感情だ!

結城おさむ
アドラーの心理学では、怒りは出し入れ可能な「道具」と位置づけているんだ。

あくまでも「目的」を達成する手段であると。

ジャギ様
あくまでも目的論をほざくつもりだな。


なんとアドラーの心理学では「怒り」すらも、目的を達成するための手段であると考えるのだ。

そうなるとジャギの「怒り」はどんな目的を達成するためのものなのだろうか?


ケンシロウへの怒り、北斗神拳への怒り、自分の醜い顔への怒り。


様々な「怒り」と共生してきたジャギにとって、アドラーの心理学はとても納得できるものではなかった。

なぜなら、怒りとは自然に発生し、時にはおさえることができないものである。

今までの常識を覆すアドラーの心理学を疎ましいと思う反面、どこか興味を持ってきている自分に気づき始めるのであった。

ジャギよ、「このまま」でいいのか?


結城おさむ
少し話を戻そうか。

僕は人は変われると言った。

もちろん、あんたも変わることができる。

ジャギ様
そうだ、そこだよ。

じゃあ仮にオレが北斗の長兄・ラオウのような存在に変われるとでも言うのか!?

ジャギ様
兄者はさんざん悪行を働き、多くの人間を殺めてきた。

もちろん、その強さや傍若無人さも魅力ではある。

ジャギ様
だが、兄者は最終的には”昇天”とかいうカッコいいEDも用意され、

なぜか偉大な人として、世間での評判も良い。

強さと名誉、全てを手に入れた男と言っても過言ではない!

ジャギ様
オレがあんな男に変われるとでも言うつもりかぁぁ!!?

結城おさむ
いや、無理でしょ。ふつーに考えて(笑)

ジャギ様
・・・。

ジャギ様
そうか おまえ死にたいのか・・・

結城おさむ
ちょちょちょw

そうじゃなくて、話を聞いてね(笑)

結城おさむ
他の誰かになりたい。

もちろん、こういう願いは誰もが持っていると思う。

しかし、あんたは「あんた」であっていいんですよ。

ジャギ様
何だと!?

こんな醜い顔になり、中ボスクラスのキャラなのに雑魚扱いされている。

言ってしまえばオレ様はモブだ!モブ!!

ジャギ様
そんな自分でいいわけがないだろう!

結城おさむ
モブって自分で言っちゃったよ…

結城おさむ
そりゃ、そうだよね。

もし幸せを感じることができないのであれば

「このまま」のあんたでいていいわけがない。

結城おさむ
勇気を振り絞って一歩前に進まないといけない。

アドラーの心理学は勇気の心理学とも言われているんだ。

ジャギ様
勇気の・・・心理学。

結城おさむ
僕らは与えられたモノがなにか。

お金や才能、ルックスなど自分が与えられたモノばかりみる癖がある。

結城おさむ
でも大事なのは、そこじゃない。

僕らは与えられたものをどう使うかが大事なんだ。



ジャギは北斗の長兄・ラオウのようにはなれない。

そんなことはジャギも分かっていた。しかし、自分は自分のままでいいだと…?

そんなことを言われたのは始めてだった。

だが、自分という人間がどんな人間かは、自分が一番知っている。

こんな綺麗事を言うアドラーはとんだペテン師だ。

ジャギはそう思った。

てめぇの不幸はてめぇ自身が選んだもの?


ジャギ様
貴様。

貴様の言っていることは、ただの偽善だぁ!

ジャギ様
いいか!?

今は暴力が支配する世界なんだ。

生まれながらに体の弱い奴、強い奴がいる。

ジャギ様
結果、搾取される側とされない側が存在する。

「なにが与えられるか」に執着しない奴なんていやしねぇ!

貴様の理論は、机上空論。偽善者の考え方だ!

結城おさむ
じゃあ「何が与えられるか」に執着して

現実がなにか変わると思う?

ジャギ様
そんな綺麗事はどうでもいいぃ!

現実問題として、オレには兄者のような力もなければカリスマ性もない。

どうあっても「いま」オレ様が不幸であることは変わりない!

ジャギ様
いや、違うな。

オレ様が不幸から抜け出すことなど無理なのだ。

結城おさむ
いーや。認めないね。

ジャギ様
なにっ!?

結城おさむ
「いま」あんたが不幸なのは、

自らの手で「不幸であること」を選択しているからだ!

ジャギ様
ぬぁにいぃぃ?

不幸を自分で選んでいるだと!

そんなバカなことをする理由がどこにある!?

結城おさむ
さあ、それはわかんないけど、すべては自分の選択。

その性格も不幸であることもね。



自らの不幸は自ら選んだものだと…!?

ジャギはそんなことを納得できるはずもなかった。

一体なんのために、そんなことをする必要があるのか。

納得はいかないが、ジャギはその理由が知りたい。猛烈に知りたい。

もしかしたらこの時点で、自分がアドラーの思想に興味を持ち始めていることに気づいていたのかもしれない。

変わらないほうが落ち着く


ジャギ様
おい、待て。

仮に、自分で不幸を選んだ。

このことを認めたとしよう。

ジャギ様
だからどうだと言うのだ!!?

ジャギ様
オレ様がこんなキャラ設定やこんな性格になったことも、

変えようのない事実だ!!

もはや誰が選んだかなんて関係ねぇ!!

結城おさむ
そんなことはないよ。

自分の気質や性格。

アドラーはこれをライフスタイルと呼んでいるんだ。

結城おさむ
これは先天的に与えられたものではない。

自分で選んだもの。

だから、また自分で選び直すことだってできる

結城おさむ
ぼくらの生きている現実は「いま、ここ」にある。

過去や他人と比べても何も始まらない。

いまから何を選択するかはあんたの一存なんだ。

ジャギ様
ライフスタイルの選択は自分次第と言いたいわけだな?

ジャギ様
バカめ!

そんなことをいきなり言われて即できる奴がどこにいる!?

所詮は机上の空論よぉ!

結城おさむ
いや違う。

あんたはいつでも変わることができる。

自ら「変わらない」という決心をしているにすぎない。

ジャギ様
ほざくなぁぁ!

オレ様は変わりたい!

こんなモブキャラの立場を卒業し、不幸な現状を変えたいんだぞぉぉ!

結城おさむ
いーや。違うね。

あんたはライフスタイルを変えない不断の決心をしているんだ。

ジャギ様
貴様ぁぁ、どうやら本当に死にたいようだな・・・。

結城おさむ
それだ!

ジャギ様
あーん、なんだ?

結城おさむ
あんたは「このまま」でいれば、

目の前に起こることにどう対処するばいいかを知っている。

結城おさむ
あんたはこの場を暴力で支配したい。

そうできない未来に見通しがつかず、

不安を覚える生活に怯えている。

結城おさむ
何だかんだ言って、今の生活に不満はあっても

いまの自分がおちつくし、楽なんだ。

そのほうが安心できる。

だから変わらないという決断をしている。



変わる「不安」と変わらない「不満」。

これはジャギだけに限らず、一般社会に生きるあなたも感じているところだろう。

会社が嫌なんだけど、転職するという選択をとらない。

それは変わることによって、自分の未来の見通しが立たなくなるから。

今まで通りに生きていかないと不安である。こんな思いから変わりたいのに変われない。

そんな人が多いのではないだろうか?

幸せになる勇気


結城おさむ
勇気の問題なんだよ。

ジャギ様
勇気・・・?

結城おさむ
さっきも言ったけど、アドラーの心理学は勇気の心理学。

あんたが不幸なのは、過去や環境のせいではない。

もちろんケンシロウのせいでもない。

結城おさむ
ただ勇気が足りないだけなんだ。

幸せになる勇気」が。

ジャギ様
ハッハッハッハ!!

おい、貴様。

このオレ様に勇気がないだとぉ?

ジャギ様
オレは名だたる拳法の達人もひねり潰してきた。

机上の空論だけ言うインドアなネットユーザーにそんなことを言われる覚えはない!

結城おさむ
まてまてw

インドアなのは仕事柄だから!笑

結城おさむ
不幸から抜け出すには勇気が必要なんだ。

勇気さえあれば人は幸せになれる。

それがアドラーの心理学。

ジャギ様
ふんッ!

じゃあ話を戻すか。

ジャギ様
仮にオレ様が新しいライフスタイルとやらを

選ぶ勇気がないとしよう。

ジャギ様
じゃあどうやって、ライフスタイルを変えることができるかが問題だろ!

手段なしじゃぁ、人間は動かせねぇぜ!!


可能性のなかに生きることはやめよう


結城おさむ
あんたがまず、すべきことは「いまのライフスタイル」をやめることだね。

ジャギ様
ふん…。

結城おさむ
例えば、さっきあんたは

「もしラオウのようになれたら」

という話をしたね?

結城おさむ
しかし、こんなことを言っていては変われない。

なぜなら変わらないという目的のために「ラオウ」という存在を引き合いにしているだけだから。

つまりラオウを理由に言い訳をしているにすぎない。

ジャギ様
あくまでも、目的論をほざくつもりだな!

結城おさむ
まあね。

結城おさむ
一般社会で例をあげるなら、

仕事を辞めたいと思っている人がいるとしようか。

結城おさむ
しかし、仕事が忙しいから起業の準備を考える暇なんてないと言う。

自分には才能がないから諦めてしまう。

そして何も行動を起こさない。

ジャギ様
むう・・・。

結城おさむ
これは何も行動しないという「目的」を果たすために、

忙しさ、才能のなさを作り出していることになる。

結城おさむ
もし挑戦してみて、自分には無理だった。

そんな現実に直面したくない。

ジャギ様
何もしないことで「やればできる」という可能性を残しておきたい・・・。

結城おさむ
そういうこと!

忙しさや才能は言い訳に過ぎない。

たとえこの理由がなくても、他に理由を見つけるだろうね。

ジャギ様
顔が醜いから、
モブキャラだから、
ラオウみたいになれないから・・・。

ジャギ様
って、うぉおい!!

貴様死にたいのか…!?

結城おさむ
自分で言ったんだけどな~…。

結城おさむ
とにかく可能性のなかに生きていても仕方ない

まずは前に進んでみる。

結城おさむ
確かに失敗するかもしれない。

だが、歩きだす勇気さえあれば到着する場所がある。

結城おさむ
「やれない理由」を探しつづけることは、

人生を複雑にし、幸福に生きることを困難にするんだ。

ジャギ様
おいおい!アドラーの心理学はまるで劇薬じゃねぇか!!

結城おさむ
劇薬ですとも!笑

ジャギ様
それじゃぁ、今までのオレ様の人生はなんだと言うのだ!?

この醜い顔、不幸な現実。

全部てめぇが悪い!

悔い改めろ!

そんな上から目線の心理学ってことかよ!

結城おさむ
そうじゃない!

アドラーの心理学は「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるになんの影響もない」という考え方なんだ。

結城おさむ
上からでも下からでもない。

過去でも未来でもない。

「いま、ここ」を生きるための心理学というわけね。



アドラーは他の誰でもなく、あなたが「あなたのまま」ライフスタイルを選び直せばいいと語ります。

「もしも~だったら」の可能性なかに生きることで安心を得ることは簡単だ。

しかし、それで何かが変わるのだろうか?


ほんの一歩でもいいから踏み出してみる。

踏み出した先に何があるかは分からないが、間違いなく過去のライフスタイルではないあなたがそこにいるはずだ。

後日改めて…?


ジャギ様
よし、分かった。

結城おさむ
???

ジャギ様
また、来るぞ。

結城おさむ
え゛ッ・・・!?

ジャギ様
ぬぁあんだあ その目はっ!!

結城おさむ
いや、まあいいんっすけど。

結城おさむ
ドアの修理代、払ってくれるかな?

ジャギ様
アドラーとやらの言いたいことは何となく分かった。

しかし、まだオレ様は納得したわけじゃねぇ。

結城おさむ
はぁ・・・。

ジャギ様
ときに、お前。

兄弟はいるのか??

結城おさむ
まあ、兄が1人と姉が1人。

ジャギ様
これだけは言っておくぞ。

結城おさむ

ジャギ様
兄より優れた弟など存在しねぇ!!

結城おさむ
まだ何も言ってねぇしww



こうしてジャギはアジトに帰っていった。

彼がこの後、変われたかどうかは定かではない。

しかし、ジャギにもこの物語を見たあなたにもアドラーの心理学を少しでも理解していただけたかと思う。

幸運になる決め手は勇気にあるのである。

あとがき

ネットビジネス,トレンドアフィリエイト
今回はアドラーの心理学北斗の拳のジャギのパロディー物語をご覧いただき、ありがとうございます。

この物語は著書「嫌われる勇気」の第一夜目にフォーカスした内容となっています。

もちろん、アドラーの心理学をこの物語だけで語り尽くすことはできないし、僕自身も完全に理解できていないでしょう(笑)


しかし、僕はこのアドラーの心理学に非常に興味を持ったし、感銘を受けました。

それと同時にあまりにも今までの常識と違う面が多く、なかなか理解できなかったのも事実です。

自分なりに噛み砕いて、アドラーの考え方を多くの人に伝えたいと思い、こんな物語を作ってしまいました。


もしこの物語をキッカケにアドラーの心理学に興味を持った方は、是非手にとって読んでみることをオススメします。

本書のボリュームは第一夜から始まり、たしか第四~五夜くらいまで続きます(テキトー)。


果てしなく深い内容に混乱してしまうかもしれませんが、幸福を追求する上で一度読むことをオススメしたい本ですね!

北斗の拳も僕は好きなので、読んでくれればと思います(笑)

ちなみにジャギはこんなポップなキャラクターではないですw

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました♪