なぜ、売上3,000万円規模のコミュニティを1人で回せていたのか?

情報発信を進めていきコンサルを販売していくと、みんながぶち当たる壁。

「コンサルの返信だけで1日が終わってしまう」
「売れるのは嬉しいけど、また忙しくなる」
「また新規コンサル生が入って、大変…」

売れてる人の贅沢な悩みではあります。

土日問わずSkypeのチャットが鳴り響き、スマホの通知がなる度に「返信しなきゃ…!」と焦る日々。

コンサルの対応もしなきゃですが、その傍らで僕らは集客もしないといけません。

コンテンツホルダーとマーケッターの側面。

この両方を担うため情報発信者はどこかのタイミングで忙しさと売上の関係に悩む瞬間が来るはずです。

しかし、僕に至っては「よく3,000万円規模のコミュニティを一人で回せますよね」と言われることがあります。

僕も今では講師の方にブログの添削を任せていますが、2年前までは全て自分で指導をしていました。

・2018年:B-WritersProjectは25人くらいで売上800万円

・2019年:KINGDOM1.0は38人くらいで売上1,800万円
 →同時にわんらび事業開始

・2020年:KINGDOM2.0は50人くらいで売上3,000万円

・2021年:KINGDOM3.0は55人くらいで売上3,000万円

ーーーーー↓ここから明確に講師をお願いしてる↓ーーーーー

・2022年:KINGDOM4.0は63人くらいで売上4,000万円

・2023年:KINGDOM5.0は70人くらいで売上5,000万円

正確にいえばKINGDOM2.0からユミさんに他社広告・アドセンス審査担当をやってもらっていたり、少しずつではありますが自分の業務をお願いはしていました。

ん、、

ってことは正確にいえば3,000万円規模のコミュニティを自分一人で回したことはないですね。

ただ、本格的なブログコンサルの部分は自分でやりつつ、わんらびの事業をスタートアップをしていってるので、「どうやって回しているの?」と聞かれることはあります。

今回は僕が「どうやって大規模なコミュニティを1人で回していけたのか」を自分で振り返り、考察をしていきたいと思います。

思いつくままにバーっと書きます。

目次

継続者に助けられた

コミュニティの規模感が大きくなるのに、なぜ自分ひとりで回せるのか?

これは完全に継続メンバーさんのおかげだと思います。

コンサルにおいて教えるのが大変なのはゼロイチのメンバーさんです。

スキル面でも教えることが多く、関係性もコミュニケーションを省略もしづらいところはありますので、時間・工数がかかるものです。

それに比べて継続メンバーさんは「初歩的なことは自分で解決し、頼るところで頼ってくれる」という一面があります。

継続メンバーさんの数が積み上がっていくことで、コンサルは重要なスポットをして密度が濃くなるので、意外と回せたりするのです。

語弊を恐れずに言うなら新規のメンバーさんと、継続メンバーさんとではコンサルにかかる労力は違うのが事実でもあります。

期を追うごとに継続メンバーさんの人数が増えているので、見た目上は大規模コミュニティでも継続メンバーさんの割合次第で回せる人数が変わってくるわけですね。

コンテンツの使いまわしていた

セミナーのスライド、メルマガ、コラムなどは結構使い回すことを前提にストックしていたのはあると思います。

最初は大変ですが、やはり初心者に響くパターンやストーリーは数に限りがあるので、ストックしたものを少し編集してコラムなどに出すと非常に教えるときも楽になります。

集客がSEOだった

僕の集客がSEOだったのも大きかったですね。

今ってSNSで随時更新をしないと集客数が減るじゃないですか?

SEOだと検索順位が安定してくると、そこそこ放置でも集客ができるので、集客に疲弊しなかったのは大きかったです。

もちろん、その分集客できるまでに時間もかかりましたし、最初は絶望しかなかったです。笑

あとは昔活躍していたコンサルの人は「え?コンサルの数を回すなんて簡単じゃん」と言ったりしますが、こういう人は昔のSEO事情で集客できていた人なので、最近のSNS集客の大変さを知らない老害です。

今は集客にSNSを使うしかないし、集客の手を止められないのは昔と比べたら大変な要素だと思います。

独身で暇だった

ぶっちゃけ、これは大きいです。

正直、僕もKINGDOM2.0〜3.0の頃ってすごく忙しかった記憶があります。

わんらびの事業をやっていたこともありますし、自分のブログSEOも落ちてきたのでYou Tubeをテコ入れし始めた時期です。

結構、「時間がないな〜忙しいな〜」と思っていました。

でも、思ったんですよね。

「とはいえ、仕事しなかったら…暇だな。別にいいか。」

という結論に。

独身だったし、暇だったんですよ。

これは再現性はないと思いますが、大きな要素だと思います。

教材を充実させていた

教材は充実させていたので、勝手にインプットをする人は勝手に実践して、勝手に成果を出す人もいましたね。

教材を充実させていけば、それだけで成果が出て感謝してくれる人がいるのは助かります。

男だった

ぶっちゃけあると思います。

僕の知り合いでも女性コンサルタントはコンサル生さんに何でも相談されます。

距離感が近かったり、親しみやすさがあって、必要以上に(?)時間を取られてしまうような気がするんですね。

女性のコンサルタントの人の愚痴を聞くと

「今日は3件も音声がある。。頼ってくれるのはいいけど、終わらせたい仕事もあるしな〜。」

とボヤいています。

あなたもご存知かもしれませんが、僕はあんまり音声コンサルをしません。

予定を合わせるのもお互いに面倒かなと思って、動画添削を出して、それでも伝わりづらい時は音声をします。

なぜ、僕には気軽に音声に来ないのか?

おそらくですが「男」だし、なんか怖いと思われているのか。(基本ナメられていると思っていたのですが、そうでもないみたい・・・)

女性の親しみやすさと比べたら、僕は男ですし音声へのハードルが上がっているのかもしれませんね。

音声コンサルが多くて、長い人はコンサルを受ける前の事前教育で…

「音声コンサルは聞くことをまとめて、書き出していく」

みたいなかんじで、スパスパと終われるような教育をしてもいいかもです。

ちなみに僕の場合ですが、音声コンサルは頻度は少ないのですが、一回一回は長いケースが多いです。

具体的な悩みというよりは、「最近、調子どう?」みたいなメンタル面的な話をすることが多い気がしますね。

ノウハウやビジネスの知識の話であれば動画添削のほうが身になると思っているので。

ドライな性格だった?

うーん、これはどうなんですかね。笑

別に僕は普通だと思っているのですが、ウェットかドライかで言えば・・・ドライなほう??

コンサルタントは「できない」という言葉・エネルギーを受け取る仕事だから、どうしてもネガティブな感情に流されやすかったりもします。

そこで感情移入しすぎると、どうしても他の仕事・プライベートが手につかなくなっちゃうので、あるていどのドライさがあるからここまで来れているのかも。

ただ、僕も情報発信初期の頃は今よりウェットだったと思います。

適度なドライさを身につけるなら「自分が人気者である」という自信を持つことかなと思っています。

情報発信でガッツリ売れてきて、成果を出させてあげれれば

・自分には価値がある
・やらない人はやらないと分かる
・自分が本当に引き上げる人を助ける

そういう思いになれてドライ(?)というか、ちょうどよい距離感を掴めると思います。

コンサルタントとしてクライアントに踏み込みすぎると自分のメンタルがやられてしまうので、ここらへんの距離感はマインドセットを整えないといけません。

 

 

人に教えるのが好きだった

これも大事ですよね。

僕が強烈に好きなこととして、

分かりづらい概念を、猿でも分かるように言語化できたら脳内にエンドルフィンが出る

という変態的な特徴があります。

この仕事の何が好きなのか?

と考えたら、難しいことを分かりやすく伝えることが達成できるだけで気持ちいいんです。

人の才能というはイライラするところにあると言われています。

僕は分かりづらい説明を聞くとすっごくイライラします。

だから、説明しすぎて話が長くなるのですが、人に説明するのが好きなんだと思うんです。

『好きなことなんて仕事にならない』と表面上は言っている僕ですが、表面には出てこない好きなことを仕事にできているんだなと。

最初は何もかもが難しいと思うけど、この仕事になにか好きなポイントはないのか?

模索しながら実践をしてみてほしいなと思います。

まとめ

コンサルが売れ始めると大変だと思います。

ただ、情報発信でコンサルを販売していき、クライアントへの対応をする中で自分の得意なこと、苦手なこと、苦手だと思っていたけど克服できたこと…

などなど、たくさんの出会いがあります。

(自由な生活を目指していたのに、こんなはずでは…)

と思う時もくるかもしれませんが、思い切って挑戦することで自分の人生のテーマが見えてきたり、追い込まれて始めて気付けることもあると思います。

その上で今後、どうするのか?

それを考えてもいいと思うし、情報発信で磨いたビジネス総合力をもとに違う分野で頑張ることも選択の1つです。

何が正解ってことはない世界ですし、まずは全力でやりきってみるくらい次のステップにつながっていると僕は思います。

僕も忙しい毎日の中でモヤモヤを抱えていた時期もありますが、どこかのタイミングで悟った部分があって、その頃からブレることがなくなりました。

また、どこかで人生のテーマを探り当てるワークみたいなこともしたいですが、壁に全力でぶち当たってみて分かることもあると思うし、情報発信は最低3年やってみてから考えても損はないと思いますよ。