2017年4月29~30日、ドワンゴが主催する「ニコニコ超会議」が主催して、日本最強の囲碁AI「DeepZenGo」とトップ棋士チームの対局が行われましたね。
トップ棋士チームは、高尾紳路名人、三谷哲也七段、大橋拓文六段3人の合議制。
AIと名人のどちらが勝つのかに注目が集まりました。
2016年から将棋も囲碁もAIに人間が負けてしまう事例が多発していますが、2017年の戦績はどんなものなのでしょうか?
今回のニコニコ超会議の対戦結果も含めてご紹介していき、この結果から僕ら一般人の働き方の変化についてもふれていきます。
※ちなみに僕は囲碁の知識はまったくないのでご勘弁ください(笑)
目次
【2017年】囲碁AIとプロ棋士の対戦結果まとめ
それではまず2017年の囲碁AIとプロ棋士の対戦結果についてまとめていきましょう。
2017年4月29日~30日「ニコニコ超会議」(千葉・幕張メッセ)
こちらは冒頭でご紹介したメンツでの対戦となります。
囲碁AI:「DeepZenGo」
プロ棋士チーム:高尾紳路名人、三谷哲也七段、大橋拓文六段
ルールは互先(コミ6目半)、一番勝負、棋士側が黒番、DeepZenGoが白番で、結果はDeepZenGoの3目半勝ちとなった。
まずは囲碁AIである「DeepZenGo」が勝利しちゃったみたいです^^;
この結果について、高尾名人はこのようなコメントを残しています。
「DeepZenGoの形勢判断が人間より優れていたということだと思います。全く敵わないとは考えていないので、またチャレンジしたいです」
しっかり負けを認める姿勢は素晴らしいですが、悔しさもあったことでしょう。
2017年3月21日 囲碁AI 対 芈昱廷九段(中国)
こちらも囲碁AIは「DeepZenGo」でした。結果はこちら↓↓
芈昱廷九段(中国)― DeepZenGo(囲碁AI)
283手まで芈九段がDeepZenGoに黒番中押し勝ち
中国の芈昱廷(みいくてい)がAIに勝利したという結果になりましたね!
2017年3月22日 囲碁AI 対 朴廷桓九段
朴廷桓九段(韓国)― DeepZenGo(囲碁AI)
朴九段がDeepZenGoに黒番中押し勝ち
2017年3月23日 囲碁AI 対 井山裕太
井山裕太九段(日本)- DeepZenGo(囲碁AI)
DeepZenGoが井山九段に黒番中押し勝ち
あらら~、井山さんは敗北でしたか。
とりあえず2017年4月現在、囲碁AIとの対戦結果はこんなかんじですね。(抜けがあったらすいません!)
囲碁AIは業界を乗っ取るのか?
さて、大躍進を見せる囲碁AIですがスゴイのは「DeepZenGo」だけではありません。
Googleが監修していると話題になった囲碁AI「アルファ碁」も負けていないです!
2016年3月に世界最強棋士の一人、韓国の李世乭(イセドル)九段を4勝1敗と圧倒したこともあり、むしろ囲碁AIの先駆けとしては「アルファ碁」でした。
プロの棋士がAIに負けてしまうことが業界にも衝撃を与えましたし、今後の囲碁業界を心配する声もあったでしょう。
しかし、ボク個人的には「だからどうしたのだろう?」としか思いませんでしたね。
甲子園が面白い理由
まずプロの棋士が囲碁AIに負けてしまうのは仕方ないことです。
囲碁や将棋、チェスなどは決められた駒、決められたルールの中で交互に次の手を指すという「計算処理能力」に起因する要素が多いゲームといえるでしょう。
「計算処理能力」なのだから、AIのほうが勝っていて当然。
より緻密なプログラミングが組まれれば、誰も囲碁AIに勝てなくなる時代も到来しそうですよね。
ただ、「だからどうした?」という話だと思います(笑)
だって、囲碁なんて人間対人間でやるからその都度、その都度何をするか分からない「不透明性」を楽しむモノじゃないですか?
僕らが甲子園を見てワクワク、ドキドキしてしまうのも、いつ起きるか分からないエラーやミス、ファインプレイに感動するわけです。
それが「計算処理」に基づく正確さがあっても、見ていて面白いモノではないですよね?笑
人間という不確かなモノが支配する勝敗だからこそ、見ているモノは魅了されるので、囲碁AIがプロ棋士に勝利すること自体は、まったく問題はないです。
囲碁AIによって楽しみが増える?
そして面白いのが今回2017年4月29日に行われた「ニコニコ超会議」のような企画。
これは「いかに人間がAIを打ち負かすか?」というテーマがあったのではないかと思います。
「計算処理能力」を中心に競うゲームで、人間が勝つことができるのか?という新しい楽しみ方が生まれているわけです。
絶対に敵わない空いてを倒す。
これは男のロマンみたいなモノです(笑)
ドラクエ5で主人公幼少期のときにゲマを倒すとか、スターオーシャン2のディアスを倒すとか。
これはこれで新しいコンテンツが生まれるので、業界的にまったく問題はないと思いますね!
これを昔の人が「AIに負けるなんて嘆かわしい…!」とか言い出したら、意味不明なことになりますが(笑)
囲碁AIから考える働き方の変化
さて、囲碁AIと今後の働き方は関係ないようにも思えますが、おおアリです。
人工知能の発達により今後10~20年で、今ある仕事の47%はなくなるという研究結果が出ているのを知っているでしょうか?
ちなみに今後、AIにとって変わる仕事はこんなかんじです↓↓
レジなどは今でも自動化が進んでいるので分かりやすいですが、簿記や会計の事務員やネイリストまで名前があがっています。
もちろんこれら全てがそっくりそのまま無くなるとは思っていませんが、「計算処理能力」が中心の分野であれば、わざわざ人間を雇う必要がなくなるわけです。
これらの職業はプロの棋士とは違い、ただただ正確さを求められるものです。
どう考えても僕らがやるより、AIがやるほうが優秀な仕事だと言えるでしょう。
教育がいらないAIと未熟な新入社員
「いやいや確かにそうかもしれないけど、大げさだな~。」
と思うのであれば、大きな勘違いをしています。
残念ながら本当に将来的には仕事はAIに乗っ取られると思います。
まずは「教育」の観点です。
例えば、レジ打ちも初めての人間であれば処理するスピードも遅いし、ミスもします。
その新人さんを教育するために、もう一人の人材が必要になったりもしますよね?
しかし、AIであれば教育の必要がなく、処理も早いし、壊れない限りは一生働き続けます。
24時間ずーっと働いても問題はないでしょう。労働基準法にふれることもありません。
経営者であれば未熟な人材にお金を支払うよりも、最初から能力が高く、よく働くAIを選ぶのは当然。
辞められるリスクがない
最近、入社して3年以内に辞めてしまう新入社員が増えているようですね。(人のことは言えませんが)
人間を雇うと「辞められるリスク」もあります。
せっかく丹精こめて育てた人材が辞めてしまう。
理由は不満であったり、一身上の都合であったり、色々なケースが考えられますが、これは避けられない問題です。
こうやって考えて見ると人間を雇うってリスクだらけですね(笑)
それなら経営者としては代替が可能なら、AIに働いてもらったほうがいいし、その内そういう時代がきます。
これから生き残る働き方とは?
では、これから生き残るにはどうすればいいのでしょうか?
これに関しては言いたいことがたくさんありすぎて困るのですが、あえて1つだけにフォーカスを当てていきます。
「計算処理能力」ではなく、
があります。
???
ですよね(笑)
まず今までの義務教育などで習うのは「計算処理能力」です。
数学、国語、理科、社会…。
どれもが「正解」があって、それらを脳に記録して、必要なときにアウトプットするだけでした。
実際に、AIがなかった戦後の教育では、情報処理する人間を量産することによって、日本を高度経済成長まで発展させることに成功しました。
人間ひとりひとりが歯車となって、社会の仕組み化することがハマったのです!
しかし、時代は変わってしまいました。
そういった「歯車」はAIに任せておいて、情報を単純に処理するのではなく、情報を編集する力が必要になってくるのです。
情報を編集する能力とは?
情報編集する能力を例えるならレゴブロックのようなモノです。
レゴは決められたブロックがあって、それを使って何でも形作ることができますよね?
車、人間、飛行機、ドラゴン…。
自分の中にあるソースを上手く使って、あらゆる形を表現することができます。
これと反対となる「計算処理能力」はジグソーパズルです。
ジグソーパズルは決められたピースと完成図があり、正解ありきの作業となります。
僕もパズルは好きなのですが、こういった能力はAIのほうが優れています。
なので、お金をもらって仕事とするには厳しいものがあります。
そうではなくレゴブロックのように、明確な完成図がなく、いつでも修正可能な思考を磨く必要があるということ!
囲碁AIが出てきたら「あー、プロの棋士も終わったな。」と正解を求めずに、『プロ棋士が最強AIに挑戦するなんて面白くない!?』とか、『最強の囲碁AIは誰だ!?大会を開こう!』など、今あるソースを利用していかにアレンジできるかが、これから求められるスキルです。
別に難しいことではありません。
0から1を生み出すのは難しいものかもしれませんが、溢れかえっているモノの中から組み合わせを変えたりするだけです。
少林サッカー、和カフェ、レンタルおっさん
こういった面白い発想を発信できる人間がこれからの時代、求められるようになっていきます。
ビジネスのやり方を覚えよう
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まだ「社会の仕組み」を担っているのであれば、なおさら今後のことを考えることをおすすめしますね。
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