突然の人事異動ってしんどいですよね?
遠くへ飛ばされてしまうと、平日に会える友達もいないわけですし、休日になっても地元との往復する運賃や時間だってバカにならないわけですから!
もちろん一時的な異動であれば我慢もできるけど、いつ何時どこに飛ばされるか分からないなんて、せっかく入った会社だけど辞めたいな~っと思ったこともあるではないでしょうか?

でもさ。
考えてもみてくださいよ。
異動してすぐなのに「辞めたい」なんて言い出したら、会社の人になんて言われるか分からないし、確か就業規則には…。
退職希望者は退職希望日の3ケ月前に、その旨を届け出すること
みたいなこと書いてなかったっけ…?
これを破ると就業規則違反で、罰金とか裁判になったりするんじゃないの?(;・∀・)
と思うかもしれませんが・・・。
大丈夫です!!(基本的には…)
日本の法律上、基本的にはわりとすぐに会社を辞めることはできるのです。
とは言え、職種によって例外のパターンもありますので『自分はどのケースに当てはまるだろう?』という気持ちで、本記事を読んでいただければと思います。
あと本当に辞めたいと思っていても、次の就職先や会社での人間関係が悪くなることを考えすぎて、自分の気持ちを押し殺してしまう人も多いのも事実。
そんなあなたに4年間勤めた会社を退職した僕のケースを踏まえて、いかに後腐れなく仕事を辞めるかについてもご紹介していきます。
目次
異動後すぐに退職するのは罰金や裁判沙汰にならない?
基本的に労働者は自ら退職を志願する場合は、自由に辞めることができるのです。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]え、本当に?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]これは本当だよ。
僕も辞める前にめちゃくちゃ調べたから信用して。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]うーん、でも調べてた内容が違ったら・・・。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]まあこれを見てよ↓↓[/speech_bubble]
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。
引用:民法 第627条1項
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]じゃあ、退職届を出してから2週間後には、
仕事を辞めることができるってこと?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]これはケースバイケースではあるんだけど、
日給制・日給月給制・時給制のビジネスパーソンなら、
2週間で辞めることが可能なんだよ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]雇用形態によって違うのね。[/speech_bubble]
契約期間が決まっている場合はすぐに退職はできない?
一般的な正規雇用のサラリーマンであれば、民法に準じて2週間前に退職届を提出すれば問題なく辞めることができます。
しかし、契約社員であったり、完全月給制の場合はそうもいきません。
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]まず、契約社員は「◯年△月まで働く」という契約書を、
交わしているはずだからこの民法が適用されないんだ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]それは契約違反になってしまうのね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]そして、ちょっとややこしいのが、
完全月給制のビジネスパーソン。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]完全月給制??[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]月毎に契約を交わしているパターンだね。
この場合は解約の申し出をするタイミングによって、
辞められる時期が変わるんだよ。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]契約期間の後半になったら、翌日まで持ち越されるのね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]なので、当月中に辞めたいのであれば、
当期の前期に解約の申し出をする必要があるんだ。[/speech_bubble]

[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]ちなみにこれは民法第627条2項の通りだよ。[/speech_bubble]
期間によって報酬を定めた場合には、解約の申入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申入れは、当期の前半にしなければならない。
引用:民法第627条2項
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]なるほどねー。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]異動が多いのは、一般的な正規雇用者が多いと思うから、
基本的には退職届を提出後、2週間で仕事は辞められるんだよね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]でも、就業規則を破ってしまうと後で問題になりそうで・・・。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]基本的に民法が優先だよ。
それに就業規則にあるのは「合意退職」の話なんだ。[/speech_bubble]
合意退職とは?
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]就業規則に書いてある内容は、合意退職?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]文字通り合意退職とは、
労働者と使用者の合意の上で退職を決定すること。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]会社から労働者に「辞めてほしい」と言って合意しても、
就業規則に3ケ月間と書いてあったら、
3ヶ月間は辞めることなく働ける。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”zyoshi.png” name=”OLさん”]逆に労働者から会社に退職願いを出して、
合意があれば3ケ月後に辞めれるということね。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]そう、でも辞める権利に関しては、
民法が優先されるから労働者としては、
合意退職を適応するかは個人の采配なんだよね。[/speech_bubble]
一般的な正規雇用者であれば、ほとんどの場合が2週間で会社を辞めても問題ありません。
しかし、明らかに会社に対して損害を残して辞める場合であったり、特殊な契約を会社と交わしている場合は専門家に問い合わせたほうがいいでしょう。
異動後にすぐ「仕事を辞めたい」と言ってはいけないのか?
さて、異動後の生活が馴染まなくて、仕事を辞めたいと思う人は多いと思います。
ですが、会社を辞めるとなれば・・・。
「なんで今辞めるの!?」
「人手が足りないの分かっているよね!!」
「そんな理由で辞めるんじゃ、どこへ行っても続かないぞ。」
必ずしも痛みを伴うのが現実です。
確かに会社を辞めれば、会社の人に迷惑がかかるのは当然です。
5人で回していた仕事が2週間後には、4人でこなさないといけないわけですからね。
「自分さえ我慢をしていれば…。」
そんな思いから、自分の本当に実現したい生活を放棄してしまう人もいるでしょう。
しかし、そんな理由で一度っきり人生を何十年も我慢するのは違うと思います。
会社っていうのは何だかんだで、自分が思っている以上に自分がいなくても何とか回ってしまうモノです。
これは悲しい現実かもしれませんが、あなたがいないことで窮地に追い込まれるような会社であれば、それはそれで問題です(笑)
そんなものなんです。
なので、まずはそういうマインドブロックを外すことから始めてください。

これくらいの考え方を持てないと、「仕事を辞めたい」という一言が喉から出てくるわけがありませんので(笑)
僕の場合は『「自分がいなくなったら、会社に残された皆が心配」なんて傲慢な考えだな!』っと思うことで、周りに気を使うマインドをぶっ壊すようにしていました。
一度っきりの人生なんだし、つまらないことで遠慮しない。
これは鉄則だと思います。
それにいざ会社を辞めようと思っていても、辞めやすいタイミングなんてないんです。
よく「仕事が一段落したら…」と言って仕事を辞めることを、後回しにする人は多いですが、サラリーマンって常に忙しいんですよね・・・。
むしろ、仕事の大きさは年功序列で大きくなっていきます。
仕事を続ければ続けるほど、責任が大きくなり辞めづらくもなるし、会社側からも辞めてほしくないと思われます。
どうせ辞めるタイミングなんてないなら、今やめるのが一番被害が少ないんですよね。
とは言え。。。
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まあ、退職を考える人にこういったマインドセットは大事ですが、できれば自分の将来のことや今の会社の人間関係を壊さずに退職したいですよね?
後腐れなく退職するのは、社内の人間関係もそうですが、あなたの今後の人生についてもしっかり準備をしておくことが大事です。
まず退職の旨を1~2ケ月前に言う
すぐ会社を辞めたいという気持ちが強い人がいるとは思いますが、さすがに「2週間後に辞めます」って言ったら会社の人たちは・・・。

となります(笑)
法律上はOKでも後腐れなく辞めたいなら、ある程度確保しておいて、会社から辞めるタイミングを引き伸ばされそうになったら「2週間」という民法を説明するといいでしょう。
あと心配なのが、あなたの今後。
2週間後に仕事を辞めて、その後の生活はどうするのか?
という現実的な問題があると思います。
職場の雰囲気にもよりますが、皆あなたのことを心配してくれるものですよ。
その後の生活が何も決まっていないなんて言ったら、引き止められるのはもちろん、向こうとしてもスッキリしない気持ちになるでしょう。(まあ知ったこっちゃないという意見もありますが笑)
次の就職先であったり、収入源を確保する準備期間としても、もう少しだけ退職するタイミングをずらすのも一つの手段だと思います。
僕の場合は、「辞めるまでに業務はここまでやっていきます。全力でやりますが、やりきれない部分は引き継ぎます。」と言って、その期間内に辞める意思を伝えました。
もし、拒否されたら「2週間で辞めることもできるんですよ?」と言ってやりましょう(笑)
退職する前に次の収入源を確保する
本当に後腐れないかたちで退職したいのであれば、あなたの今後にも目処をつけておく必要があります。
先程も言いましたが、職場の人も意外と心配してくれたりしますし、第一いきなり会社を辞めるというのは博打のようなモノです。
今後の収入源を確保しつつ、退職するのが理想といえるでしょう。
あとは「次の仕事がある」っというのは、辞める時期を説明するいい理由になります。
「再来月から働くことが決まっているので。」
と言ってしまったら、引き留めようがないですからね(笑)
説明しやすい理由をつくるためにも、次の就職先や収入源を確保しておくことは必須です。
僕のコンサル生でも仕事を思い切って辞めている人は、副業でも月10~69万円くらいは収入を得られるようになってからの人が多いのも事実。
勢いで辞めてしまうよりは、次のことを考えつつ、行動を踏み切るのがいいと思います。
【参考記事】たった1ヶ月で収入が6倍!?コンサル生のコウキさんが月69万円のブログを育てた裏側を語ります。
異動のない職場に転職するのがいいのか?
まず会社を辞めるという発想をする人が思いつくのは転職活動です。
自分の住みたい場所などエリアが選べる仕事を探すのもいいでしょう。
もう異動の心配なんてすることのない会社があればベストですよね?
しかし、本当にそんな会社が存在するのでしょうか。
あなたが薬剤師の資格を持っているのであれば、どこに行っても高待遇の仕事を見つけられるかもしれません。
ですが、そんな難しい資格を持っている人間は稀です。
住む地域を固定するような仕事は、本当に小規模の企業や事務職系のお仕事になっていくでしょう。
もちろん、それで満足をするのであれば問題ないのですが、給料が極端に低かったり、小さなコミュニティだからこその古いナワバリ感やお局様の登場。
せっかく内定をもらった会社を辞めるに値する企業が見つかるのは、かなり不鮮明です。
事前に調べれば分かる情報もあると思いますが、入社してみないと分からないことってありますよね?笑
住む場所を選べる。
これを求めて転職をする人もいますが、その代償も考えるべきです。
副業で自分でお金を稼ぐ体験をしてみるといい
住む場所を選びたいなら、転職という選択肢はあまりオススメできません。
非常に限定された企業でしか選べないため高待遇が期待できないのと、仕事内容も選べずつまらない仕事にずーっと人生を使ってしまう可能性だってあるからです。
せっかく退職を決意したのであれば、個人的にはまず副業をするべきだと思います。
「え?いきなり副業??」
と思うかもしれませんが、僕も住む場所を選ばない仕事を探してインターネットビジネスに出会ったタイプの人間です。
ブログを書いて広告収入で月収24万円くらいは普通に稼げてしまうし、そこで磨いたスキルを活用していけば食いっぱぐれることはありません。
しかもパソコンとネット環境さえあれば、どこでも仕事ができることを考えると勤務地はフリーなんですよね。
「今の会社は辞めたいけど、いきなり起業の話かー。」
と思うかもしれませんが、住む地域を選びたいのであれば、残された選択肢は少ないはずです。
勤務地を選べる仕事ができる人は、何かしらのスキルを持っているのが現実。
副業を通してビジネスのスキルをつけてみることに挑戦してみるのも一つの手ですよ!
【参考記事】初心者のボクがブログで月収24万円を稼ぐことができたアドセンス広告とは?
さいごに
今回は異動後すぐ退職しても大丈夫なのか?
というテーマから、後腐れない仕事の辞め方についてご紹介していきました。
まあ会社を辞める以上、辞めてしまう会社に情を持つ必要はぶっちゃけありません(笑)
ですが、すぐに辞めてしまえばリスクがあるのも当然。
後腐れなさや辞めた後に後悔しないためにも、まずは今の会社に従事しつつ収入源の確保を急ぐのが賢明だと思いますよ!
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