あなたの周りにはこんな不幸自慢をする人はいませんか?
『今月は100時間も時間外しちゃったよ。』
『私は彼に、あんなに尽くしたのに浮気されたわ…。』
『私の家は貧乏で、昔から欲しいモノを買ってもらえない環境で…』
『いつだってそう。私なんてどんなに頑張ってもムダなのよ。』
仲の良い友達や彼氏・彼女。
どうしてもお付き合いをしないといけない仕事の同僚や上司。
みんな人間なんだし、弱音を吐きたくなる気持ちも分かりますが、ちりも積もれば山となる。
いい加減にしないとコッチも疲れるし、『もう限界っ!』と思ってしまう気持ちもありますよね?
でも、それと同時にこんなことでいちいちイライラしている自分って・・・。
(もしかして、心が狭いのかな・・・?)
と思ってしまう気持ちが交錯していると思います。
しかし、安心してください。
不幸自慢をする人は基本的に、自分のことしか考えていないし、何より手抜きです。
そんな人に時間をとられてしまうことは、限られた人生という時間がもったいなさすぎます。
ということで、今回は不幸自慢をしている人の心理やその対処方法、またなぜ人は不幸自慢をやめられないのかの理由についても詳しく語っていこうと思います。
目次
不幸自慢をする人の3つの心理
まず不幸自慢をする人の心理には3つのベースとなるところがあります。
- 人より劣っていたくない
- 人から嫌われなくない
- 汎用な人間だと思われたくない
これらをベースにそのシーン毎に様々な不幸自慢をしてしまうのです。
簡単にいうと「かまってちゃん」なわけですが、今回はそのかまってちゃんの心理を細分化させてみました。
【1】人から注目されたい
不幸自慢をする人は、「不幸」を利用して人からの注目を集めます。
ふつうの人なら、友人や恋人の不幸を放っておくことはできませんよね?
だから「不幸」であることによって、その他大勢とは違う特別な存在になることができるのです。
そのおかげで、いつもより優しく接してもらえたり、いつもより慎重に扱ってくれるようになります。
その効果を知っているから、不幸自慢をしてしまうのです。
【2】他者のせいにしたいという心理
不幸自慢をする人は、その『不幸』を理由に前に踏み出すのを嫌がります。
「昔◯◯があったから、私はまだこんなところでくすぶっているんだ。」
「彼とひどい別れ方をしたせいで、次の恋に踏み出せないの。」
今こんなにも私が困っているのは、他者のせいだと思いたいのです。
そうすることによって自分を正当化することができ、精神的に楽な状態を作りたいという心理の表れです。
【参考記事】すぐ他人のせいのする人の心理と対処方法
【3】可能性の中に生きていたい
可能性の中に生きていたいという心理は、今の自分を肯定する自慰(オナニー)行為です。
「もし、自分が彼のようなイケメンだったらモテたのに・・・。」
現実にはありえない過程を持ち出すことで、今の自分を正当化することができます。
例えば、イケメンに顔を整形したからと言って、それでも女の子からモテなかったらどうなるのでしょう?
そんなツラい現実は当人にとって受け入れがたいですよね?
だから、ありえない過程を持ち出して、その可能性の中でフワフワと生きていたいのです。
【4】他人を支配したい
例えばこんな会話があったとしましょう。
やっぱり、俺って身長低いよね?
おかげで女の子にはモテないし、本当に損してるよね?
(あー、また始まったよ。)
いやいや、人の価値はそんなところじゃ決まらないよ。
だから、気にすることないよ!
お、お、、お前に背が低い人間の気持ちがわかるもんか!!!
こうなってしまったら、もう彼に何も言えなくなってしまいます。
周囲の人間は、彼を腫れ物のように扱って、大切にするでしょう。
こうやって、不幸であることで他者よりも優位にたつことできるわけです。
実は人は、不幸を武器にして、相手を支配することができるのです。
これらの心理状態を読んでいただければ分かったと思いますが、不幸自慢をする人は不幸を武器にして「特別な存在」であろうとします。
ということは、不幸自慢をし続けるかぎり、永遠に不幸を必要とする人生になってしまうのですね。
不幸自慢をする人への3つの対処方法
それではこんな不幸自慢をする人に対して、僕らはどんな対処をしていけばいいのでしょうか?
まず1つだけ言えることは、不幸自慢をする人の目的は「他者からの注目」です。
他人がいない状態で、不幸自慢をする人なんていません。(それは完全におかしい人です笑)
つまり、、不幸自慢は「他人ありき」なのです。
その前提をもとに対処方法をご紹介していきましょう。
【1】スルーする
不幸自慢が始まったと思ったら、スルーするようにしてください(笑)
相手の目的は「あなたにとっての特別な存在になる」ことです。
そのために不幸自慢をしているにもかかわらず、それを聞くあなたの反応が・・・。
『ふーん。』
『へぇー。』
『ところでさー。』
と、そっけない対応をしてみることです。
そうしたら相手も・・・。
(えー、なんかこの人、反応悪いな。)
となれば、作戦成功です。笑
不幸自慢をするターゲットから、あなたが除外されていくはずですよ。
【2】指摘する
あなたが不幸自慢をされて不快な気持ちになったのであれば、それをストレートに伝えましょう。
『そういう話を何度も聞かされると、コッチはすごい不快な気持ちになるのを分かってほしいな。』
『そんな話をしても誰も面白くないよ。もっと楽しい話をしようよ。』
・・・バッサリです(笑)
この時に注意してほしいのが、指摘をすることによって不幸自慢する人との人間関係が壊れてしまうリスクがあります。
せっかく勇気を出して指摘したのに、関係が壊れてオシマイになる場合もあるでしょう。
しかし、あなたは相手を思って堂々と行動をしたのです。
そこは胸をはって良いと思います。
少なくとも、それで関係性が壊れてしまうようであれば、所詮はそこまでの関係だったと割り切るのも一つの手ですね。
不幸自慢に付き合っている時間はもったいなさすぎます。
それで相手が改心してくれるのであれば、一石二鳥だと思いますよ!
あ、だからと言って。
あなたの指摘で相手が変わると思ったら、それは大きな間違いです。
僕らに他者を変えることなどできません。
自分を変えることができるのは、自分だけです。
アドラーの心理学にもこんな記述があります。
あらゆる対人関係のトラブルは、他人の課題に土足で踏み込むこと-あるいは自分の課題に土足で踏み込まれることによって引き起こされる。
その人がどんなことに悩み、どんな選択をとるかは、その人の課題です。
僕らができることは、「不幸自慢がいかに不幸であるか」を伝えることだけしかできないので、それが親友でも恋人でも深入りは禁物です。
【3】もう関わらない
可能であれば、僕はこの方法をオススメしています。
不幸自慢をする人との関係を絶つことです。
あとで説明はしますが、一度不幸自慢の味を覚えてしまったら、なかなか辞めることは難しいのです。
不幸依存症と言っても過言ではないでしょう。
そんな人の話をスルーするよりも、指摘をするよりも、関係を絶つほうが楽な選択です。
僕も元勤めていた会社に、不幸自慢をする苦手な人がいたのですが、今ではブログを書いたりしながら人間関係に悩まされずノンビリ暮らしています(笑)
人生の価値は、波長の合う人と一緒に過ごす時間をいかに多くとれるかで決まってくると思います。
もし、自分には人間関係を選ぶ選択肢すらないと思うのであれば、一度僕のメールマガジンに登録してみて、人間関係に困らないライフスタイルを実現してみませんか?
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不幸自慢をする人と過ごす時間を減らせるように行動を起こしてみてくださいねー!
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さてさて、ここで少し話を切り替えていきましょう。
確かに不幸自慢をする人の心理や対処方法は分かった。しかし、、、
『なぜ、あの人は不幸自慢をやめることができないのだろう?』
不幸自慢をやめれない人たちは一体何なんだ?という疑問です。
人によっては、「いや、あの人はそういう人だから…」といって片付けてしまうことはありますが、実はそんな単純な問題ではありません。
不幸自慢をしている人は、実は幸せである。
さて、少しでも意味が分からないと思ったら、この先は読み進めていきましょう。
不幸自慢をする人ほど、幸せである。
この考え方を理解するには、順序だてて説明する必要があります。
- 人は本能的に「痛み」を嫌う
- 人は「変わらない」ことを望んでいる
- 変わらないまま幸せになるには「不幸自慢」しかない
彼らが陥っている(無意識でしょうが)思考回路はこんなかんじです。
【1】人は本能的に「痛み」を嫌う
人は「痛み」を激しく嫌います。
その証拠に、マラソンランナーに起きる「ランナーズハイ」という現象も起こるわけです。
ランナーズハイは、身体的に苦痛な状況がおとづれたときに、脳内でエンドルフィンが分泌されて、鎮痛作用が働く現象です。
※エンドルフィンは麻薬のモルヒネよりも6.5倍の鎮痛作用があるとのこと…!
また、このエンドルフィンは激辛料理を食べたときにも分泌されます。
人間にとって「辛み=痛み」なのです。
この苦痛をやわらげるために、脳はエンドルフィンを分泌してくれるわけです。
一般的に辛いモノが好きな人ほど、このエンドルフィンの分泌が活発だと言われています。(豆知識です)
このように人間のカラダには、『痛み』を緩和するための機能が備わっていて、バランスを保っているんです。
これは本能的に『痛み』を嫌う、人の性(さが)なのでしょう。
【2】人は「変わらない」ことを望んでいる
人というのは、基本的に「変わらない」ことを望んでいるのです。
「こんな性格の自分を変えたい」とか、「こんな人生はイヤだ!変わりたい!」とあなたの心が思っていたとしても、あなたの脳はそう思っていません。
これは実験でも証明されていて、人は新しいことや慣れないことに挑戦することでライフポイント(ウィルパワーとも言う)を激しく消耗します。
つまり「変わりたい」と思って、何か新しいことに挑戦することは、あなたの脳にとっては苦痛以外のナニモノでもありません。
ということは、人間は本能的に「そのままの自分でありたい」という欲求があるということです。
それは、変わることによる”疲労”や”痛み”を脳が望んでいないから。
【3】変わらないまま幸せになるには「不幸自慢」しかない
【2】人は「変わらない」ことを望んでいる
この2つが人間の性(さが)であれば、痛みを伴わず、そのままの自分でいながら幸せになる方法は「不幸自慢」が一番理にかなっているんです。
そりゃ、人間生きていれば良いことだって、悪いことだって起きます。
誰だって気持ちが落ちることはあるものです。
※ここでは落ちると表現します。
人は『痛み』を嫌う生きものです。
気持ちが落ちたままでいると、劣等感などを感じてツラいはずなので気持ちを上げる必要があります。
でも!!!
なんと、この気持ちを上げるという行為すらも『痛み』を伴うのです。
気持ちを上げることで脳は泡を吹くほどに疲労します。
人生の挫折から抜け出すためには、非常にエネルギーを使うのです。
つまり、なにか悪いことが起きた時はどっちにしろ『痛み』を伴うしかないということです…!
もはや、どうしようもない状態ですね(笑)
そして、こんな四面楚歌な状況をできるだけラクに抜け出す方法が一つだけあるんです。
そう、それが「不幸自慢」です。
不幸なままの自分をキープしながらも、周囲の注目を引き、大切にしてもらえる不幸自慢こそ、もっとも脳に負担をかけない、理にかなった方法なのです。
「不幸自慢」はもっとも手抜きな方法です。
しかし、あなたもご存知のように不幸自慢は周りの人間に害を及ぼします。
本人はそれで幸せかもしれませんが、残念ながらそれはあまりにも手抜きな手法。
友達に呆れられたらおしまい。
恋人に見放されたらおしまい。
心優しい友達に「不幸自慢をしているよ」と指摘されたらおしまいです。
「不幸自慢」で築き上げた幸せは、いつ崩れ落ちるかも分からない「手抜き工事」もいいところなんですよね。
誰だって自分のことを不幸だと嘆きたくなるときはあります。
泣きたいときだってあるし、愚痴を言ってしまうときもある。
でも、その不幸を「不幸自慢」で解決することは、人生を手抜きで生きていることに他ありません。
誰だって多少なりと『痛み』を抱えて生きていくしかないんです。
癒えることない痛みならば いっそ引き連れて
引用:Mr.Children Tomorrow never knowsより
どうせ『痛み』を伴う人生ならば、いっそ引き連れていきましょう。
僕らはそうやって変わっていくしかないのですから。
いつか笑える日がくると信じて。
誰だって我慢できないことや、自分を不幸だと思うことはあります。
今まで偉そうに書いてきた、僕だって強い人間じゃないし、とんでもない不幸が訪れたら自分がどうなってしまうかすら分からない。
でも、人生で起こることはいつか笑い飛ばせる日が来ると信じています。
とんでもない病気になっても、怖い思いをしても、大切な人を失っても。
短すぎる人生にとって、それは一つのネタだと思うようにしています。
もし僕が不幸自慢しかできないような人間になったら、、まあ笑ってやってください(笑)
それは他の誰でもなく僕が自分で乗り越えるべき課題なので。
まあ、でもせっかく短い人生。
笑っていられるように生きていきましょうね!
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