日々「仕事は仕事として全うしないといけない」と思いつつも、自分の嫌いな上司とやり取りをしていると、ついつい「苦手、嫌い」という感情が態度に出てしまい、上司との間や社内で、ギスギスした思いをしたことある人も多いのではないでしょうか?
同じような指示を出されても、好きな上司と嫌いな上司とでは自分の対応が変わってしまう…。
どうしても割り切れない気持ちが抑えられないことってありますよね。
僕も今では独立をして、WEBマーケティングの会社をやっていますが、サラリーマン時代はひどいものでした。
- 苦手な上司にだけ報連相をサボってしまいあとで問題になる
- 飲み会でも嫌いな上司には作り笑いすらできない
- 苦手な人がいるだけで仕事がやりづらい…!!!
人間関係に悩まされ続けていたように思えます。
しかし、ギスギスした空気のままで仕事をしていては、周りの人も気を遣ってしまいますし、自分の仕事の効率も落ちてしまいがちです。
そこで今回は、嫌いという感情が態度に出てしまうときに心がけたいポイントをご紹介していきたいと思います。
目次
上司が嫌いで態度に出てしまうときの対処法6選
1.仕事と「嫌い」という感情を切り離す
まず大前提として、たとえ上司が嫌いでも、雇われている以上、仕事は仕事として割り切っていく気持ちも必要だとボクは考えています。
勤務中に嫌いな上司のことを考えていては、仕事のパフォーマンスが落ちてしまいますし、その結果「キャリアを積む」というあなたの成長する機会を無駄することになってしまいますよね。
また、あなたが上司とギスギスしている空気感って周りの人にも伝わってしまうものです。
周囲が我慢をしているかは分かりませんが、「またあの2人バトルしてるな…」「やりづらいなぁ…」という思いを持ってしまい、周りの人のモチベーションや仕事効率が下がるというのも、あなたも経験があると思います。
ですからまずは、一つの組織が円滑に回るように目の前の仕事に集中し、与えられたことを最後までやっていけるといいですね!
集中すると、だんだんと嫌いな上司のことが目に入らなくなり「嫌い」という感情も薄らいでくるという経験をボクは何度かしたこともありますよ。
「会社は、上司と仲良くなるために行くところではなく、仕事をする場所」と今一度仕事に注力することを意識してみてください。
それだけでも気持ちの切り替えができることもありますよ!
2.報告を簡潔に分かりやすくして、接触時間を減らす
仕事の報告で嫌な上司と話すタイミングが来たときには、簡潔に分かりやすく説明しましょう。
もし関わりたくないからと、報告・連絡・相談がおざなりになってしまうと、業務上トラブルの原因になりかねませんし、嫌いな上司から責められる理由を作ってしまう可能性もあります。
そこでネチネチ言われてしまうと、ますますその上司のことが嫌いになってしまうリスクがありますし、最低限度のコミュニケーションはしていくスタンスでいけるといいですね。
必要なことが伝わらないこともそうですが、そもそも誰だってダラダラと説明されたり、細かく注意されたりすると、嫌いでなくてもイライラしてしまうものです。
接触の時間を短くするためにも、「いつ」「だれが」などが明確な説明を心がけましょう。
3.嫌いだからこそ上司にはきちんとした態度で
「話したくないなぁ…」「朝から関わるとなんか消耗するんだけど…」と感じる気持ちも分かりますが、好き嫌いや年齢に関わらず、挨拶はマナーです。
そして挨拶の中でも特に「おはようございます」は、「その日の第一印象」が決まる重要なものです。
ちょっと大げさに聞こえるでしょうが、挨拶をしなかったり、適当な挨拶ばかりしたりすれば、もっと険悪な関係に発展しかねません。
毎日会っている人であっても、たとえ嫌いな上司であっても、そのことを心に留めて挨拶をするようにしてみてください。
また、挨拶の印象アップに効果的な方法は
・相手の名前を呼んで挨拶をすること
・相手よりも先に挨拶をすること
なんだそんなことか、と思われるかもしれませんが、実は実践出来ている人は意外といないんです。
他の人がやっていない中で「○○課長、おはようございます!」と名前を呼ばれ挨拶されることで、「自分は特別な存在だと認められている」という心理になるようで、自尊心をくすぐるというか、まぁちょっとした「よいしょ」ですw
そして、部下に先に挨拶されると、上司から見れば「やる気があって一生懸命だな」という印象を受けるんだそうです。
ひょっとしたら挨拶の仕方ひとつで、あなたへの印象が変わって、いつもより3割増しで優しく接してくれるかもしれませんw
「あいさつは先にしたもの勝ち!」くらいの意識で、率先してやってみてください。
4.尊敬する人や周りに見られていると意識する
「嫌いな人に自分がどう思われているか」を気にしない人でも、「好きな人に自分がどう見られているか」というのは気になるものです。
上司に対する「嫌い」という気持ちは、正直なかなかコントロールできませんが、その上司とのやりとりを、例えば自分の尊敬する先輩や同僚に見られていたとしたらどうでしょう?
やっぱり、多少なりとも格好いいところを見せたくなるものですよね。
すると前述した、仕事に集中するときのように自分自身の所作に意識が向き、上司に対する態度もおのずと礼儀正しくなってきます。
また嫌いな人に対して態度が悪いところを周りに見られていると、
「あの人は社会人として、仕事に対するプロ意識が低い」
「好き嫌いで仕事に影響がでるような人には任せたくない」
といったレッテルを貼られてしまい、上司以外との人間関係や、仕事そのものに影響を及ぼす可能性もあります。
なにも、職場にはあなたと上司の二人きりしかいないわけではありません。
嫌いな人にばかり意識を向けるよりも、他の人との関係を良好に保つための「営業」だと思って上司に接してみるのもひとつの手ではないでしょうか。
5.嫌いな上司の先手を打つ
上司が話しかけてくるタイミングというのは、ある程度一緒に仕事をしているとパターンとして読めるようになってきます。
備えあれば憂いなし、とはよく言ったもので、話しかけられるきっかけや理由を知り、それに対する策を講じておけば、相手が話しかけてくる機会を減らすことが出来るのです。
例えば、何かトラブルが発生したときに上司が話しかけてくるなら、事前に原因となりそうな要素を取り払っておくようにし、後々質問されないよう、事前に説明や報告をしっかり行っておくようにします。
また、上司があなたに質問しに来そうだと、前もって人づてに聞いたり察知したりすれば、あえて自分からさり気なく話しかけてみるのもいいでしょう。
相手から話しかけてくるから「嫌だな」と感じる度合いが高いのであって、確かにいずれにせよ話したくないんだけど、自分から話しかける方がまだ気持ちとしてマシだったりするものです。
つまり、「相手は上司だけど、主導権は自分にあるんだ」というスタンスで仕事をすることで、嫌いという気持ちが晴れていくという方法ですね。
そういった積み重ねが、結果としてあなたへの評価や信頼と繋がっていき、「あいつに任せておけば大丈夫だ」と仕事を任されるようになってきます。
もちろん上司に対して先手を取るというのは、時間もかかるし頭も使うので結構大変でしょう。
しかし、あなたにとって間違いなくキャリアアップですし、任せられることで上司との接触も減るのであれば、一石二鳥になると思いますよ!
6.他の上司や先輩の力を借りる
上司のことを嫌いな理由には、こちらがいくら真面目に仕事をやっていても、どうにもならないものがあります。
例えば、「最初の指示とは違うことを急に言い出した」とか「気分によって物言いがキツくなる」とか。
本人に直接「理不尽だ!」と言えれば、どれだけすっきりするか知れませんが、やはりそれは立場的にもなかなか難しいものです。
そういう場合には、上司にとって身近な第三者、他の上司や先輩から意見を言ってもらうといいでしょう。
先に述べたように、「見られている」と思うと人はきちんとした応対をしようとします。
嫌いな上司も、他の人からあなたに対する態度が良くないと思われていると知れば、改善しようとするのではないでしょうか。
ただしこの方法は、味方となるべき他の上司や先輩と、普段から良好な人間関係を築いておく必要がありますし、自分の日頃の行いに非がないように気をつけ、信頼されることが重要です。
いくら嫌いでも上司にやってはいけないNG対応
「嫌いだと態度に出てしまう自分はダメなやつだ…」
「嫌いな人を克服しなくては」
と自分を否定したり、無闇にストレスを感じたりする必要はありませんが、かといって感情に任せた行動を取ると、後に更に大変な目に遭う可能性があります。
今度は、やってはいけない上司へのNG対応を見ていきましょう。
上司の陰口をあちこちで言う
あなたは、もしかして社内で上司の愚痴を言っていませんか…?
友達や恋人の愚痴であれば、誰にでも話しやすいかもしれませんが、会社の愚痴だとちょっと話しにくいという方も多いようですね。
その理由は、共感してもらいにくい上にアドバイスがもらえないからだと思います。
となると、やはり同じ会社の人に愚痴を聞いてもらいたくなるものですが、無闇にあちこちで話すのは危険です。
内緒のはずなのに、巡り巡って上司の耳に入ってしまう可能性が高いですし、あちこちで愚痴ばかり言っている人の印象は決して良くないですよね。
愚痴は絶対にいけないとはいいませんが、話すのであれば相手に注意するようにしましょう。
上司の指示を無視したり、後回しにする
関わりたくないから、と上司の話や指示を無視したり、優先順位を不当に後回しにするのは良くないです。
あなたの感情とは無関係に、上司はあなたに仕事の指示を出していますし、それが会社の在り方でもあります。
ですから指示を無視することは、誰に非があるか以前に「組織における適応能力がない」と見なされるのです。
もし上司の指示を無視して自分だけで仕事を進め、その結果トラブルが起こったときには、あなたが責められることになってしまいますよね。
また、あなたの慕っている別の上司からも、「あいつに嫌われると私もあんな態度を取られるのかな…」、「プロ意識が足りない部下を持ちたくないな」と厄介者として見られたり、低評価をされたりする可能性も考えられます。
上司でも同僚でもやはり人間なので、冷たい態度を取られるかもしれない相手はちょっと敬遠したくなってしまうと思います。
ですから、社会人として「あいつは大人だなぁ!」と思われるような態度を取れるといいですね。
また、あなたが無視していることは、指示をしている上司にも勿論気づきますから、敵対心を煽ることになり、その後不利な状況に立たされる可能性もあると心得ましょう。
わざとミスをする、嫌がらせをする
これらは、上司が嫌いかどうか以前に、社会人としてのモラルが欠けている行動といえるでしょう。
そして嫌がらせに至っては、社内いじめといわれても反論できなくなってしまうかもしれないので気をつけたいですね。
これは例えばあなたが上司から、嫌がらせをされたり責任をなすりつけられたりした経緯があったとしても控えたいところです。
また、あなたが故意にミスをすることで迷惑を被るのは、嫌いな上司だけではありません。
他の社員や会社にとっては無関係なことで、迷惑以外のなにものでもないはずです。
反抗するのが全て悪いこととはいいませんが、その方法はやはり正しいマナーでもって行われるべきだと思います。
自分の気持ちをいつまでも隠しとおすことはできない
ここまでは「上司に対して嫌いという態度が出てしまう時の対処法」についてご紹介をしましたが、残念ながら今回ご紹介したのは「嫌いな上司を好きになる方法」ではありません。
ボク自身も会社員時代、何度も苦手な上司には態度に出ないようにニコニコし続けていましたが、そんな我慢の日々にはいつか限界がきます。
ストレスを小出しにできるような器用な人間であれば良かったのでしょうが、現実はうまくいきませんね…。激怒することはできなかったけど、オフィスから無言で立ち去るという意味不明な行動をとったことが一回だけあります。笑
それ以降は上司との関係が悪くなったのはもちろんのこと、会社での自分の評価が下がったのを身をもって感じました。
どんなに理性を持っていても人は『感情の生き物』だと言われています。
重要な物事を決めるときも「論理で理由をつけて感情で行動をする」っとも言われているくらい、自分の感情に逆らう生き方っていうのは気持ちが悪いモノ。
僕は自分でスモールビジネスを起こし、人間関係のシガラミのない生活を実現することができましたが、やっぱり自分とソリが合わない人と一緒にいることってかなり辛いことだったんだなっ・・・と今となっては納得しています。
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