音楽ネタ

【ボイパのリズムパターン編】センスを磨いてはいけない?知識を増やすことが大事





ボイパマンにとって必ず直面する悩みにリズムパターンがあると思う。「リズムパターンが増えない」「センスがない」という声をいままで聞いてきた。

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僕はフリー(暇という意味で)のボイパマンをやっている傍ら、ウェブマーケッターとしても仕事をしているが、最近この“センス”という言葉は非常に興味深いテーマである。

そして、出した結論は。

『センスなんて磨いてはいけない』

ということだ。

は?

と思う人も多いと思いますが、センスは磨く必要がありません。

正確にいうと磨く前に知識を増やす必要があります。

今回はそんな内容についてツラっと書いていこうと思います。

【関連記事】下手クソで終わらない?ボイパが上手くなる方法とは!

センス=才能ではない

一切、謙遜をせずに言うと僕はよく「どうやったらそんな風にセンスのいいリズムパターンが思いつくんですか?」と言われることがある。(異論は認める)

そうやって質問してくる人は『センスとは先天的な才能である』と勘違いしているように思える。

確かに音楽の世界には才能というモノは存在します。

声色、体型など本人の努力で変えようのない先天的な素材として差はあります。これは誰が否定しようと存在すると言い張っておきます。

でもセンスは違うんです。

センスとは知識の集合体であり、その集合体を精度よく磨いたモノのこといいます。

いいですか?

この後、これ以上大事な言葉は出てきませんよ(笑)

テレビで言うところの『今、笑うとこやで』というポイントくらい大事です。

僕の場合、地元のサークルの子に指導するときに「こんなリズムパターンはどう?」と提案することがあります。

1度も見たことのないグループに、聞いたこともない曲を目の前で歌われて、即そういった提案をします。

でもこれは突然のひらめきによるモノではないのです。

いままで僕がプレイしてきたり、聴いてきた音楽の中から最適だと思ったモノを提案しているだけに過ぎないのです。

まるでそのアイデアがオアシスから出てきたような顔をされますが、とんでもない(笑)

元々、倉庫に眠っていたモノを『あ、そうなら良いモノがあったよ~』と探り探りで取り出してきているだけなのである。

もちろん、聴いた曲と倉庫に眠っていたネタの相性がどんなモンかは試してみないと分からない。

センスというのは知識に基づく予測だ。

(こうしたら、あーだろう。)

(あーしたら、こうなるだろう。)

その予測の精度がセンスが良いということになる。

そして精度というからには、それを上げることはできるし、努力も必要ということですね。

つまりセンスが良いということは、

知識量の多さ+選定する精度

これに落ち着くことになります。

つまりセンスは才能という先天的なモノではなく、後天的な知識から成り立っていることが分かっていただけるだろうか。

そしてほとんどのボイパマンが後者(選定する精度)に目がいってしまがちということです。

センスを磨くまえに知識を増やす努力を

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まずほとんどのボイパマンに頑張ってほしいのは知識量を増やすということです。

知識を増やさずに精度を上げても尻すぼみなセンスしか残らないのです。(下図参照)

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では知識量を増やすにはどうしたらいいのか?

「たくさんの音楽を聞け!」や「たくさんのライブに行け!」など、単純に言うとそういうことなのですが、それじゃアレなのでもう一言。

王道をつらぬけ!!

ということです。

簡単に言うと「こういうベースパターンにはこんなリズムがよく使われているな~」とか、「この人のボイパって、このリズムパターン多いよね」などの音楽としての王道、プレーヤーの王道を真似するところから始めてほしい。

別の言葉でいうと定番かな?

このザ(THE)、THE感をまずは習得するところから始めてほしい。

初めからカッコつけて変わったことばかりに挑戦してはいけない。

そんなボイパマンは原色だらけの差し色の服しか持っていない、センスなしのファッションと同じだ。

僕らは知識量を多く蓄えて、その後『選定』をすることになります。当然、選定するには基準が必要となる。

その基準のラインとなるのが「王道」というモノになります。だから王道を抑えておかないと選定基準が曖昧になってしまいます。

普通の基準を上げ続けることがボイパの道

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王道を抑えてしっかりやるだけでも他のボイパマンと差別化は図れます。

みんなそこまでしっかりやっていないからね(笑)

王道とは、言い換えれば「普通を極める」ことだと思います。

特にボイパにおいては普通であるということが非常に大事

圧のある音、正確&曲に合ったリズム。

これをするだけでも一苦労なパートです。

いや、マジで…本当に大変なパートなんですよ^^;

僕らはこーいったルーチンワークを曲中にずっとしないといけないのです。

よくフィルインのパターンに悩む人も多いと思いますが、曲中の3/4は基本パターンを打っていることが多いです。

いかに他のボイパマンとの差別化を図るかを考えるのであれば、ルーチンワークの精度を上げること。

王道をおさえて、精度を上げる。この普通の基準を上げることが非常に大事になります。

残念ながらボイパというのは本当に地味なパートです。

職業でいえばインフラ。あなたの生活を普通にしている電気やガスも、多くの人がたくさん残業をして、苦労して支えているから成り立っているのです。

普通であることを恐れず、精度を上げる努力していきましょう。

選定の精度を上げるには?

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さてセンスが良いという条件には、知識量選定の精度と言いましたね。

では選定の精度を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?

これは僕の持論にはなるのですが、「そのものらしさ」を伝えることができることだと思っています。

商品企画などでは“シズル”とも言うらしいですが、そのものらしさの精度を上げることがセンスだと考えます。

曲の持つ「その曲らしさ」、グループの持つ「自分たちらしさ」、ボイパマンとして持つ「自分らしさ」。

この3つを全て満たした時にセンスが生まれると感じていますね。

1.曲の持つ「その曲らしさ」

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これは先程ご紹介した「王道」をつらぬくこととほぼ同義です。

曲には曲自体のアイデンティティがあります。

ポップス、サンバ、ジャズ、R&B…

これらの表面的な特性を無視して、リズム作るわけにはいきません。

まずは王道を守り、ベーシックであることで「その曲らしさ」を表現することができます。

2.グループの持つ「グループらしさ」

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曲自体にもアイデンティティが存在しますが、グループにもアイデンティティが存在します。

『何を言うかではなく、誰が言うかが大事』

という言葉もあるように、誰が歌うかで曲の意味合いや思いが変わってくることもあります。

あとはグループ特有の性質も大事になってきます。

弱点があるのであれば補うような努力も必要です。

例えば、どうしてもコーラスが息が続かないポイントがあるならばボイパの音でカバーしたり、楽譜の性質上音が足りないところはボイパが補う。

そして強みがあるのであれば、ドシドシ打っていく。

グループの性質に合わせたボイパマンが求められるわけです。

3.ボイパマンとしての「自分らしさ」

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このバランス感覚が一番難しい!

曲は活かす、グループも殺さない。でも自分も前に出る(笑)

これが究極のセンスの良さだと思います!

しかし、「自分らしさ」というのに大事なのは客観性です。

いかに自分という人間を分かっているかが大事です。

下手すると自分らしさの檻の中に閉じこもってしまい、センスのないボイパマンにもなりかねません。

なので一つアドバイスをさせてもらうとすれば、ボイパマンとしての「自分らしさ」は考えないでください。

『こいつ言ってることが矛盾しまくってるぞ・・・!』

というのにも理由があってですね・・・笑

まずは上記の「曲らしさ」、「グループらしさ」を追求し、知識量を増やしていってください。

むしろ自分がそれに合わせにいくくらいの気持ちで構いません。

そして、最後に行き着く場所には「自分らしさ」が存在します。

なんか綺麗事言った感じで締めるますが、事実ですからね(笑)

一応、この「自分らしさ」については他の記事でもご紹介しています。

下手クソで終わらないためのボイパが上手くなる方法とは?【アカペラー向け】

まあ暇だったら読んでみるといいでしょう。

さいごに

今回はボイパのリズムパターンのセンスについてご紹介しました。

「センスがいい」と一言で終わっている人は、単純に知識量が少ないのです。

才能で片付けたいのであれば、それでも構いませんが普通の人でもセンスがいいボイパマンになれます。

具体的なテクニックなどは記載しませんでしたが・・・まあそれは上手い人にでも聴いてください(笑)

センスは知識量の『差』から生まれます。

この事実はボイパマンだけではなく、ビジネスマンにも言えることです。

センス良く生きるには勉強が必要だし、他人とのセンスの差を語ることは自分の不勉強さを露呈するだけなので、まずは勉強しましょうね(笑)

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