ライブなどでコールアンドレスポンスや『一緒に歌ってくださいー!』的なノリのお願いをされたとき、あなたはどうしていますか?
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”music.jpg” name=”アーティスト”]Yeah!ノッてるかいー!?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]うっ…い、いえぇー(おどおど)[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R2″ icon=”music.jpg” name=”アーティスト”]なんだよ。声が小さいな~。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”music.jpg” name=”アーティスト”]じゃあ、今から歌うフレーズを
みんなも一緒に歌ってね~![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L2″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]はぁ、きたか。
そういうの嫌なんだよな~。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R1″ icon=”music.jpg” name=”アーティスト”]ラーラーララーラ♪
はい!みんなも一緒に!![/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L2″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]うっ・・・。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L1″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]らーらーらぁぁ・・・[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”R2″ icon=”music.jpg” name=”アーティスト”]あー今日の客。
マジでノリ悪いな。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”ln” subtype=”L2″ icon=”yuukivp.jpg” name=”結城おさむ”]はぁ、自分たちだけで
歌っててほしいな。
なんでこっちも歌う必要があるんだろう。[/speech_bubble]
と、
歌う側としても、聴く側としてもこんな体験はないだろうか?
コールアンドレスポンスや一緒に歌うことを求めることはライブのパフォーマンスとしてよく使われますが、半ば強引?お客さんが仕方なくやっているイメージはあります。(特にアマチュアのライブでは)
ではどうやったらライブでコールアンドレスポンスなどを成功させることができるのだろうか?
今回は僕がコピーライターとしても働いている関係上、コピーライティングを駆使してコールアンドレスポンスを成功させる方法についてご紹介していきます。
目次
え、コピーライティングって何?
そもそもコピーライティングって何なの!?
と、あなたは思っているかもしれませんね(笑)
コピーライトというと「著作権かなにか?」や「文章をコピーする人でしょ?」という人とよく出会いますが、違います!
コピーライティングとは人に行動をさせる文章を書くこと(言うことでもOK)なのです。
普通はお客さんに「商品を欲しい!」と思わせて、購入までのプロセスをスムーズにするために使用させるテクニックです。
お客さんに”商品を購入する”という行動をしてもらう技術ですね~。
では、今回はお客さんにコールアンドレスポンスや一緒に歌ってもらうなどの行動をしてもらうためにコピーライティングを応用してみようということです。
まずはこれ!信頼残高という考え方
人に行動してもらう上で、大事な考え方があります。
信頼残高です。
信頼残高とは、人間関係における信頼の度合いを示すモノです。
例えば、あなたが友人から『1万円貸してほしい。』と言われたとしましょう。
今日出会ったばかりの人であれば、即効拒否しますよね?笑
しかし、何年も慣れ親しみ、あなたの人生相談や恋愛相談に親身にのってくれた旧友ならどうしますか??
この場合、「こいつになら貸してもいいかな。」と思ってしまうものです。(もちろんお金の貸し借りはオススメしませんが)
なぜこの感情の違いが起こるのかと言うと「信頼残高」によるものなのです。
今日出会ったばかりの人は、あなたの信頼残高が貯まっていない状態でお願いをしたので、お金を貸してもらえません。
しかし、何年も連れ添った友人は信頼残高が貯まっていたのですんなりお金を借りれるわけですね。
そして旧友は「1万円を貸してほしい。」お願いしたことで、あなたの信頼残高を消費しました。
どういうことかと言うと、翌日友人から「もう一回だけ1万円を貸してほしい。」と言われたら、どうですか??
普段温厚なあなたも「いや、それはちょっと…」と思ってしまいますよね?笑
そう、友人は信頼残高を使ってしまっているのです。
残高のない口座からお金が引き落とせないのと同様で、旧友があなたを行動させるのは難しい状況になっているわけですね。
このようにどんなに信頼できる友人でも、お願いをされれば信頼残高を消費してしまい、次のお願いも聞いてもらえなくなります。
しかし、信頼残高は使い切ってお終いではなく、相手に貢献したりすることで再度貯めることができるし、貯まったら次のお願いも受け入れてもらいやすくなるわけですね。
ライブでのコールアンドレスポンスも信頼残高?
ライブでのコールアンドレスポンスも信頼残高を消費する行為です。
まあ、お客さんに『声を出させる』という行動をさせているので。
ではどうすればいいのか??
コールアンドレスポンスをする前に、しっかり信頼残高を貯めておけばいいのです。
良い歌を届ける、面白いMCをする、相手がされて嬉しいことをこちらからしてあげる必要があります。
そして、「信頼残高」がしっかり貯まったところを見計らってコールアンドレスポンスなどを促すのです。
まあ肌感覚で分かるとは思いますが、ライブ開始直後に『一緒に歌いましょー♪』と言われても、冷めてしまいますよね?笑
だいたいコールアンドレスポンスなどをするのは、ライブ中盤~終盤にかけてが多いのは、そこまでにお客さんの「信頼残高」を貯めることを意味します。
もちろん、貯まっていなければ大した反応は返ってきません…!!
そして、お願いした後は信頼残高が下がっているので、再度貯める努力をしないといけません。
ライブを気持ち良く終わってもらうためにも、「信頼残高」は残して終了したいところですね。
そうじゃないと『また来たい!』と思ってもらえないので…笑
でも、どうやって信頼残高を貯めればいいの?
信頼残高を貯める方法は相手への貢献しかありません。
クオリティの高い歌を届ける、面白いMCをする、楽しい気分にさせる、役に立つ、約束を守る、自己重要感を満たしてあげる…など色々ありますが、全て相手への貢献です。
これらをライブ中にしてあげて、ライブ前半~中盤にかけて信頼残高を貯めることができればOK!
とは言え・・・。
ライブだけでコールアンドレスポンスや一緒に歌ってもらうまでの信頼残高を貯めれるかというと…結構厳しい。
2時間の単独ライブなら与えられた時間は1時間程度。対バンライブなら15分程度で信頼残高を貯めないといけません。
これは厳しい・・・。
ではどうすればいいのかというと、普段の生活から「信頼残高」を貯める習慣をつけていきましょう。
優しく接するとか、笑顔を絶やさないとか、心から褒めてあげるとか…簡単に言うとあなたのことを好きになってもらった状態からライブ開始すればいいのです。
そうすれば初めから「信頼残高」が貯まっている状態なので、かなりの確率で行動してくれると予想されます!
好きな人のお願いは誰しも聞いてあげたいと思うものです。
余談ですが、ライブに来てくれるかどうかっというのも「信頼残高」ですよね?
チケットを買ってくれるかどうかはあなたの信頼残高がどれくらい貯まっているかにかかっているわけです。
コピーライティングでコールアンドレスポンスを成功させる方法!
「信頼残高」の話が長くなってしまいましたが、基本的には信頼残高が貯まっていれば人は行動してくれます。
これは小手先のテクニックではなくて、いかにあなたが相手に貢献心を持って接することができるかどうかです。
信頼残高さえ貯まっていれば、あとはほんのひと押し。
あなたがお客さんの背中を押すだけです。
そこにコピーライティング(人を行動させるテクニック)を利用していけばいいということですね!
【1】ベネフィット(利益)を伝える
人は行動をする際に「それをすることによって自分にベネフィット(利益)があるか」を無意識に考えているモノです。
単純に『一緒に歌ってくださいー!!』だけでは、自分にとってのベネフィットが感じられないのです。
あ、でもベネフィットと言っても『お金を上げるから声を出してください!』はダメですよ…笑
例えば…。
◯:声を出すとダイエット効果がありますよ!一緒に歌えば、この会場を出る頃には5キロは落ちてるんじゃないですか?笑
どうでしょうか?
声を出すことがダイエットにつながるというベネフィットを提示しているわけですね。
他にも、健康にいいとか、ハッピーな気持ちになれるなどの理由をつけてやると人は行動しやすくなるものです。
【2】フット・イン・ザ・ドアを使う
フット・イン・ザ・ドアはコピーライティングのテクニックの一つです。
直訳すると「ドアに足をはさむ」という意味になりますが、小さなことから進めていけば後ろにある大きなお願いを受け入れてもらいやすくなるという技術です。
あなたが「ヴィトンのバッグ」を買ってほしいとしましょう。
この場合、いきなり「ヴィトンのバッグ買って!」と言ってはいけません。
という順序でお願いをしていくと成功率が上がります。
なぜなら人は最初から一貫した行動をしないと気持ち悪く感じてしまうものなのです。
だからお客さんに歌ってほしい時はいきなり『一緒に歌ってください!』と言ってはいけません。
例えばですが…
こんな流れを作ったら、お客さんも声を出しやすいと思いませんか?笑
【3】ドア・イン・ザ・フェイスを使う
ドア・イン・ザ・フェイスは、さきほどのフット・イン・ザ・ドアの反対です。
最初に無理難題をお願いして、本当のお願いのハードルを下げるというテクニックです。
これも例えばですが…。
こんなかんじで最初のお願いをあえて難しいモノにして、あなたが譲ってくれた感を出します。
人は譲ってくれると何かお返しをしないといけないと感じ、次のお願いを受け入れてもらいやすくなるのです。
この心理を「返報性の原理」というのですが、単純に『このライブに来てくれたあなた!もう大好きです!!一緒に歌いましょう♪』と言うだけでも、自分のことを好きと言ってくれたし何かお返しをしないといけないと思わせることもできるでしょう。
好きだと言われて嫌な想いをする人はいませんよね。(人によるのかな笑)
【4】バンドワゴン(多数派)効果を利用する
バンドワゴン効果もかなり有効です。
これは人は多数派に流れやすいという特徴を利用したコピーライティングの技術です。
まあ、ライブでいえば「サクラ」を準備しておくといいでしょう(笑)
『そんなことは俺のプライドが許さん!!』
と思うかもしれませんが、周りが大きな声を出していればお客さんは自分も大きな声が出しやすいものです。
お客さんを歌いやすくする。
そのためにも多少の「サクラ」を準備することはライブを盛り上げる秘訣だと思いますよ!
まあ、バレたらダメだけど…笑
【5】ゲーム化をする!
歌を一緒に歌うなどの行為を「ゲーム化」するというテクニックもあります。
例えば、男性と女性とそうでない人の3種類に分けて、パートを決めて歌うとかですね。
これからやることにゲーム的な要素をプラスすることで、単純に楽しみが増えて人は行動しやすくなります。
性別を分けるのもいいですが、プラスαで「3チームで一番声の大きかったチームにお褒美をあげます!」と言っちゃったらもっと盛り上がりそうですね♪
【6】希少性を打ち出す!
人は希少価値の高いものを大事にする傾向があります。
名画とかもそうですよね?
ゴッホが書いた絵がこの世に何千枚もあれば、あんなに値打ちがつくはずがありません。
数が少なかったり、限定されていると感じるだけで人はそれを大事にしようとします。
これに関してはあまり良い例が思いつきませんが…。
『いま、このときを楽しまないと損だよ!さあみんなで歌おう!!』
とかですかね?笑
いまという時間は戻ってこないし、限定された時間を楽しまないと損であるとお客さんの頭にすりこむのです。
結局、さいごは「信頼残高」で決まる?
ここまで小手先のテクニックをご紹介しましたが、これはあくまでも小手先です。
一番大事なのはお客さんがあなたのことが好きなのかどうか。
あなたへの信頼残高が貯まっているかどうかが重要なのです。
僕は他人に興味がなく「自分が歌えればそれでいいや」的な人は絶対にいい歌い手にはなれないと思います。
もちろん特別なる才能に恵まれた人間であれば別かもしれません。
ただ、そんな人間は愛されもしないし、最初は人気が出たとしても「信頼残高を使い切って」誰からも相手されなくなるでしょう。
特に音楽をやっている人間は自分に酔ってしまいすぎる人は多いです。
能力があることは結構ですが、機能的な価値だけではいい歌い手にはなれないでしょう。
そういう意味では、コールアンドレスポンスや一緒に歌いましょうと言ってお客さんにしっかり声を出してもらえる人は素晴らしいアーティストなのかもしれません。
さいごに
今回はコピーライティングを活用して、コールアンドレスポンスを成功させる方法についてご紹介しました。
ここまで書いておいて拍子抜けなこと言いますが・・・僕はこの方法を現場で活用したことがありません(笑)
実際のステージで培った技術ではなく、一人のコピーライターとしての提案です。
なのでこれをやったら100%成功すると言い切れるものではないですが、まあ普通にやるよりは上手くいくのではないかなっと思いますよ(笑)
ファイツ!!
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